将来、カフェを経営する夢を抱く人は私の周りに多くいます。
しかし、その夢を実現させるために行動に移す人は本当に少数派です。
失敗のリスクはあるかもしれませんが、行動しない限り何も変わりません。
ここでおすすめしている本を読んで、自分の夢に向かって行動する勇気を持ってみてください。
夢に向かって一歩踏み出すことが、ワクワク感に満ちた未来への扉を開く鍵となるでしょう。
コーヒーとボク 漫画家に挫折したボクが22歳で起業してコーヒー屋になるまで 相原民人
普通の若者が夢を追いかけ、仲間たちと共に繰り広げるコーヒーショップ開業の物語。
コーヒーとの出会いから店の出店、そして開業後の運営までを描いてくれているのでカフェ開業を目指す人ならワクワクして読めるはずです。
僕が20代の頃にこの本と出合っていたならば間違いなくコーヒーショップを開いていました。
ワクワク感溢れる実録マンガ、ぜひお楽しみください!
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会社をやめて喫茶店はじめました 金井ナオミ
昔ながらの喫茶店やヴィンテージショップを訪れ、古き良き時代 の雰囲気や懐かしさに触れ続けた彼女は、ある日突然、自分の手でその世界を再現することを決意します。
昭和レトロと純喫茶の雰囲気を愛する彼女が、一念発起して自らの理想を追い求める喫茶店開業マンガです。
僕も昭和レトロが好きなのでいつか喫茶宝石箱に訪れたいと思います。
大坊珈琲店のマニュアル 大坊勝次
手廻しのロースターで自ら焙煎し、その豆を挽いて、手づくりしたネルフィルターで1杯ずつ時間をかけてゆっくり淹れる。
大坊珈琲店の店主である大坊勝次が、店での日々を振り返り、心掛けていたことをまとめたエッセイ集。
この本を読むまでコーヒーは浅入り、焙煎機は有名ブランドだよなって思っていたのですが
深煎りを感覚的に手回し焙煎機というスタイルに好みが変わりました。
自分のこだわりを追求する重要性を学ぶことができる一冊です。
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カフェがなくなったら… 市川 草介
この本は、北海道札幌市と旭川市に14店舗のカフェ・レストランを展開するMORIHICO(モリヒコ)の代表である市川草介氏が、起業を目指す若者たちに向けて綴った熱いエールが込められた本です。
物語は、円山の住宅街の路地裏にある小さな店「森彦」が生まれるまでの道のりから始まり、次に生まれた「アトリエモリヒコ」、そして「Plantation」という全く異なる雰囲気の空間、札幌市図書・情報館と一体となった「MORIHICO.藝術劇場」といった店舗がどのようにして創られたのかを描いています。
路地裏の小さな店が、今では全国で十数店舗を展開し、その名前が広く知られるまでに至った成功の物語。
カフェ開業を夢見て、自分のお店を築く上での励ましやヒントが、沢山詰まっています!
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鎌倉のカフェで君を笑顔にするのが僕の仕事 堀内 隆志
鎌倉カフェ文化の先駆けである「カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ」の創業者、堀内隆志氏の物語。
1994年に開店して以来、彼はどのようにして今の成功を築いてきたのか。堀内隆志氏は、多くのメディアで取り上げられ、コーヒーマニアだけでなく音楽愛好家からも尊敬を集める「カフェ界のカリスマ」として知られています。
現在は確固たる人気を誇るこの店も、過去には試練や困難を乗り越えてきた。彼の経験から学ぶべきことが満載の一冊です。
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スターバックス成功物語 ハワード・シュルツ
地方に数店しかなかったスターバックスが、世界で最も成功したコーヒーブランドのひとつとなるまでのサクセスストーリーです。
シアトルの零細企業が、いかにして大手企業へと成長していったのか。
顧客と店員(パートナー)の大切さを第一に考え、夢と情熱を持ち続けながら、スターバックスはどのように誕生したのでしょうか?
この物語は、夢を追いかける小さな会社が、自らの価値観を守りながら成功を手に入れる過程を描いています。
ちょっとページ数は多いですが頑張って読む価値はあると思ったので入れさせていただきました。
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世界でいちばん居心地のいい店のつくり方 相場正一郎
この本は惣菜屋を営む両親の元で育った相場正一郎氏が、18歳で料理人になるべく単身イタリアに武者修行に行き帰国後にアパレル会社の経営するレストランを経て、自分の店をつくりあげていくという物語です。
僕自身の友人でもある相場正一郎氏は家族や趣味など日々の暮らしと仕事の両方のリズムを大切にして自分なりの道をつくり、楽しむことができている素晴らしい人です。
店の内装など自分で出来ることは自分で作り上げていきたい!
そんな価値観を持っている人には沢山のヒントになること間違いなし。
本当に「世界でいちばん居心地のいい店」なのか自分の目で見てみたくなる一冊です。
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まとめ
今回ご紹介させていただいた本はいかがだったでしょうか?
「カフェ 開業 本」とかで検索しても出てこない本がほとんどだったと思います。
カフェを開業する際には、確かに基本的な開業本は必要ですが、今回紹介した本にはその先の成功へのヒントが詰まっています。
この記事でお伝えしたかったのは、カフェ開業に限らず、ビジネス経営に必要な普遍的な原則です。
私は過去20年間、飲食業、小売業、サービス業といった様々な分野で経営に携わってきましたが、基本的な部分はどの業種も同じだと感じました。
そのため、今回は、ビジネスの基本をわかりやすく説明した本を集めました。
現在の仕事を辞めずにカフェ開業の夢を追いたいとお考えの方も、ここで紹介した本が役に立つはずです。
いつか、あなたのカフェを訪れる日を楽しみにしています。